コーチをしていることもあってか「意外です」とよく言われるのですが、実は私自身が長い間人生に悩んでいました。
しかも悩んだ時期は一回ではありません。20代そして30代において何度も辛い時期を経験していました。
人並みに努力はしたと思ったのに、行き着いた場所、つまり自分の生活が嫌いでした。もちろん前もってしっかり考えなかった自分自身にも問題はあったと思います。
でもこのように悩んでいる時は、自分を責めるというよりも、なぜか周りを責めたくなっていました。自分が育った環境が悪い、社会が悪いと。
ではこのようにストレスばかり感じる生活、悩みのせいで将来を不安にしか感じなかった生活から、私はどのように抜け出して、今の充実感に満ちた満足できる人生を手に入れることができたのでしょうか?
それが今日皆さんにお話ししたい、私を変えた人生のルールです。
もし皆さんが、過去の私と同じように、ある程度努力したのに、受験勉強頑張ったのに、人並みのことはやってきたのに、それでも今の人生に満足できていないと感じているのであれば、これからお話する3つの人生のルールを皆さんの人生にも取り入れてみてください。
それでは早速1つ目のルールについてお話します。
もしかしたら人生において最も大切なルールかもしれませんね。それは明確なビジョンを持つというルールです。
海外ではこんな格言があります。
「ビジョンを持たなければ、人は朽ち果てていくものだ」と。
少し大げさだと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。少し私達の周りを見渡してみればこれに当てはまる例を簡単に見つけることができると思います。
例えば、プロスポーツ選手について考えてみましょう。
野球やサッカーなどプロの世界で活躍する素晴らしい方々がたくさんいますよね。では、若くして活躍したプロスポーツ選手のほとんどの方が生涯その輝きを維持し続けるでしょうか?
答えは「いいえ」だと思います。
選手によっては20代で引退せざるを得なくなったり、30代や40代まで続けていたとしても引退後には生きていくためにスポーツとは関係のない仕事をせざるを得なくなるケースを耳にしたことがある人もいると思います。
一方で、引退後も輝き続ける人がいます。コーチや監督として活躍したり、実業家として活躍といったように。
ではこのような違いはなぜ生まれるのでしょうか?輝きを維持する人は、たまたま才能が秀でているという理由だけで、監督になって活躍したり、実業家に転身して成功するのでしょうか。
もちろん一部の人はもともと他の人よりも監督になる素質があるということもあるでしょう。実業家向きの素質を持っている人もいるでしょう。
ですが最も大きく影響を与えるのが、ビジョンを持っていたということです。
監督として活躍しようというビジョンを持っている人は、選手時代から監督業の勉強をしています。実業家になろうという人であれば、引退する前から人脈を作ったり、お金を浪費することなく自分で始める事業のために貯蓄をします。
このようにビジョンを持って時間をかけて準備をしたからこそ、引退後にも輝きを放ち続けることが出来るものです。
ではプロスポーツ選手ではない一般人の私達はというとどうでしょうか?
私達にも同じルールが適用されます。
ビジョンを持って準備を重ねる人が、充実感や幸せに満ちた人生を手にします。
少し余談になりますが、私の高校時代の友人に、私は絶対にお医者さんと結婚すると言っている女性がいました。
その女性は今誰と結婚しているでしょうか?
彼女はお医者さんとの出会いに恵まれる環境を手に入れるために、看護学校に通い看護師さんになりました。
そしてその結果素敵なお医者さんと出会い結婚しました。
これもビジョンをしっかり持っていたからこそ手に入れることができた人生です。
ですので、もし皆さんが今ビジョンが何もないということであれば、ぜひビジョンを持ってください。
ビジョンは壮大なものではなくても構いません。
世界を変えるというビジョンや、起業して大金持ちになるというビジョンである必要はありません。
将来どんな生活をしたいのか、どんな人と一緒に人生を過ごしたいのか、どんな場所に住みたいのか、どのように社会に貢献したいのか、どんな両親になりたいのかといったことでも構いません。
ビジョンを持って初めて私達は準備ができるようになります。そしてその準備のための小さな努力の積み重ねが私達の人生を大きく変えます。
ビジョンを持つことが充実感そして幸せに満ちた人生の始まりということを忘れずにいてくださいね!
では2つ目のルールに入っていきましょう。
2つ目のルールは幾つになっても人生やり直していいということです。
私にとってはこれが一番の助けとなった人生のルールかもしれません。
冒頭でも触れたように、私は30代でも悩んでいました。自分に向いていると感じられない会計士の仕事をしながら将来に不安を感じていました。
この仕事を一生やって人生を終えるのかと思うと、自分は何のために生きているんだろうと感じるようになりました。
そんな安定した仕事をしている中、自分は保守的だと信じて疑わなかった私が行動が起こせるようになったのも、この人生のルールに気付いたからです。
当時私はセミナー等を通して年代や経験の異なる方達と出会う機会に恵まれました。そしてそこで、定年を迎えてこれからもう1度挑戦しようという方や、40代でお子さんがいても、これからやりたいことをやるために安定した会社員の仕事を辞めるという方とも出会いました。
こういった方々との出会いを通して気付いたのが幾つになっても人生はやり直していいというルールです。
人生は儚くも短いものです。そしてその終わりはいつやってくるのか誰にも分かりません。
人生最期の瞬間を迎えた時に、自分の人生は最高だったな、幸せな人生だったな、自分らしい人生だったなと思えるように、皆さんもぜひ自分らしい人生を過ごしてください。
今からでも決して遅くはありません。もし人生を変えたいのなら、はじめの一歩は1つ目のルール新たな明確なビジョンを持つことです!
では最後3つ目のルールへと進んでいきましょう。
皆さんは自分がある程度は努力できる人だと思いながらも、逆にそのせいで楽しむことを忘れてしまうといった経験をしたことはないでしょうか?
実は私がまさにこの状況に陥っていました。
時として努力はするものの、努力している時は楽しむことを悪いことだと考えてしまう、そんな退屈な人間になっている時がありました。
そんな私が人生をもっと楽しむべきだと気付かされたのは私の奥さんとの出会いでした。
彼女はおどろくほど楽観主義。そんな彼女からは大切なものをたくさん学びました。
そして3つ目の人生のルールに気付いたのも彼女のおかげです。
もうお分かりだと思います。そのルールとは努力をしながらも楽しむということ。
このルールに気付いた私の人生は大きく変わりました。
例えば、今は忙しい生活を過ごしながらも家族と3カ月に1度程度は旅行するようにしています。そうすることで人生を最大限楽しんで、人生が豊かになるからです。
そしてこの生活スタイルがどのように可能になったかというのも今日お話ししている人生のルールにあります。
明確なビジョンを持つようになって30代にして人生をやり直したからこそ、この生活スタイルが可能になりました。
もし皆さんも仕事を頑張っているけど、あえて楽しむための計画を立てていない、次に楽しみにしている遊びの予定がないということであれば、ぜひあえて楽しみの計画を立ててください。
努力をする日々の中でもこの計画を持てば、私達はモチベーションを維持しやすくなります。そしてただ"規律のある人生"を"豊かな人生"へと変えることも出来るようになります。
楽しむことは人生の究極の目的の1つですよね。
私達は努力するために生きているのではなく、楽しむために生きています。
そして目標を達成するまで楽しむことを控える必要はありません。
むしろ正しい順序は逆です。
目標に向かって進むその過程でも楽しむようにする。
こうすることで私達の人生は充実感と喜びに満ちたものになっていくものです。
今日ご紹介した人生のルールは私の人生を大きく変えました。
今私がやりたいことをやりながら、こうやって皆さんに伝えたいメッセージを届けながら大切な家族と過ごすことが出来るのもこのルールを取り入れたからです。
もし皆さんが今の人生に満足できていないということであれば、ぜひ皆さんの人生にもこの3つのルールを取り入れてみてください。
そうすれば数年後に皆さんは今の私と同じように、「このルールが自分の人生を変えた!」と友人達に語っているかもしれませんね。
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コーチ大塚隼人
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