長い休み明けの憂鬱な気持ちを回避するオススメの方法

皆さんは楽しく充実したゴールデンウィークをお過ごしでしょうか？

たくさん楽しい思い出を作っているという人もいるでしょうし、家でのんびりしてリラックスして楽しんでいるという人もいると思います。

今日はそろそろ大型連休も終わりに近づいているということで、あなたがせっかく休みを楽しんでいる中で連休最終日辺りになって憂鬱な気持ちになってしまわないようにと思い筆をとりました。

ニュースでも連休明けに五月病になってしまう人がいるといった話がされていますよね。

実は私もゴールデンウィークに限らず会社員として働いていた当時、１週間の休みをとって旅行に行ったりすると、休み残り2日という辺りから休み明けのことが気になりだして、気持ちが沈んできたり、休みが終わるの嫌だなぁと感じていました。

今回の連休であなたがこのような状況に陥らないことを願っていますが、もし少し憂鬱な気分を感じてきてしまったら今日お話しする２つの憂鬱な気持ちを回避する方法をぜひ実践してみてください。

そして友人にも同じ経験をしている人もいるかもしれませんので、そういった友人がいたらぜひシェアしてあげてくださいね。

では１つ目の憂鬱な気持ちの回避方法ついてお話しする前に１つ質問です。

あなたはこの休みに入いる前、「よし１０連休があるから残りの１ヶ月頑張るぞ」といったように、この連休のことを目標として自分に頑張れと言い聞かせていたでしょうか？

続いてもう１つ質問です。

あなたはこの休みが終わった後に楽しみにしていることがあるでしょうか？

１つ目の質問の回答が「YES」で２つ目の質問の回答が「NO」という場合には、もしかしたら連休が終わりに近づくにつれて気持ちが沈んできてしまっているかもしれせんね。

私がコーチとして常に言っていることがあります。それは楽しみの目標を立てましょう、ということです。

目標というと一部の人は真面目なことだけに限定されるものだと思ってしまいがちです。例えば仕事や健康についての目標といった感じに。

でもそもそも人生の究極的な目的って楽しむことにありますよね。それにも関わらず楽しみの目標を立てていない人がたくさんいます。

そして連休が終わりに差し掛かった時に憂鬱になってしまう人の多くが、じゃあ次は何を楽しみにしようといった具体的な目標を立てていません。

ですので今あなたが楽しみの目標を立てていないのであれば、ここで一緒に目標を立ててみましょう。

この目標を立てる時にいくつかポイントがあります。まず目標は１ヶ月以内に実行可能な目標にしておきましょう。例えば、楽しみの目標はあるけど、それは今年の年末のことですということでは少し遠くに感じすぎてしまって憂鬱な気持ちを払拭するのには効果的ではなかったりします。

そしてもう１つのポイントが小さな目標でいいということです。週末に仲のいい友人とお気に入りのレストランに行くということだったり、日帰り温泉に行くといった目標もいいですよね。私の場合には、今アベンジャーズにはまっていて、ちょうどエンドゲームが公開中なので２週間後の週末に奥さんと一緒にアベンジャーズを観に行くという目標を立てています。あなたが楽しみにできることであれば小さなことでも構いません。

ぜひ１ヶ月以内の楽しみの目標を決めてスケジュール帳やカレンダーに書き込んでしまってください。

これをしておけばゴールデンウィークを目標に頑張ってきた人が新たな目標を持つことができるようになって、喪失感や憂鬱な気持ちに陥ってしまうことを回避できるようになります。

それではもう１つの方法をご紹介しますね。

私たちが長い休みが終わる時に憂鬱になってしまうもう１つの理由はスイッチの切り替えがしっかりできていないことにあります。

例えば日曜日の夜に憂鬱な気分になるという人もいますが、大型連休の最後に憂鬱になる人に比べたら少ないものです。その理由は多くの人が毎週経験する週末の心のケアは比較的慣れているからです。

一方で大型連休となると1年でも数回しかないイベントです。ここでしっかり休みモードから頑張るモードへの切り替えができないと気持ちが沈んだまま休み明けを迎えることになります。

実はこんな時に特にオススメの方法があります。これは私自身も実践していることですが、連休が終わりに近づいてきて少し自分の気持ちが落ち込んできたなと感じた時に行います。

この方法は２ステッププロセスですが、１つ目のステップでは連休中に経験することのできた楽しかったこと、嬉しかったこと、達成できたこと、満足していることなどポジティブなことを箇条書きでいいので書き出します。ここでは少なくとも３つは書き出しましょう。

例えば、のんびり家で映画を観る時間に恵まれたこと、友人と一緒に買い物にいって楽しい時間を過ごせたこと、家族でゆっくり外食ができたこと、などを経験しているかもしれませんよね。

１つ目のステップが終わったら、２つ目のステップでは自分にこの質問を問いかけてみましょう。

「なぜわたしはこれから始まる１週間の準備ができているんだろう？」

そしてこの質問に答えてください。答える時には１つ目のステップで書いたことが役に立つと思います。

十分に友人や家族と楽しむことができたからこれから始まる１週間頑張る準備ができている。家で十分のんびりリラックスすることができたから１週間頑張る準備ができている。こういった回答かもしれませんね。

この質問をすることであなたは「自分は頑張れるんだ」という気持ちをサポートする答えを導きだせるようになります。つまりスイッチの切り替えがしっかりとできるようになります。

今日は簡単にできる長い休み明けの憂鬱な気持ちを回避する方法についてお話しました。

せっかくの連休を最後まで楽しめるように、憂鬱な気持ちで連休の最後を台無しにしてしまわないようにするためにも、気持ちが落ち込んでしまった時にはぜひ試してみてください。

それではあなたの連休が最後まで素晴らしいものであることを願っています。

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コーチ大塚隼人